神代魔法の継承者～「時代遅れの出来損ない！」と実家を追放されたが、何故か魔王に拾われ溺愛されています。神代魔法の真の価値を見出してくれたので、魔王の弟子として神代魔法を極めます！～

「魔法の使えないはお前は人間ではない、この家から出ていけ！」 この世界では魔法を使えるかどうかが、全てを決める。 貴族の次男として産まれたルークは膨大な魔力を保有しており、周囲から神童と呼ばれていた。 しかし、いくら努力しても魔法が使えなかった。 すると、周囲は手のひらを返し、ルークを『人間ではない』と蔑み、家から追放した。 貧民街で荒くれ者たちに殺されそうになるルーク。 そんな彼を救ったのは、美女の魔王バロールだった。 魔王はルークの才能を見込んで、彼を助けたと言う。 「君ならば究極の魔法である神代魔法を極めることが出来るだろう」 そして、ルークに真実を告げる。 それは今までの常識とは全く違う物であった。 ルークは究極の魔法、神代魔法を極めることが出来る存在だったのだ。 彼はバロールに弟子入りし、神代魔法を極めるため修行する。 それから五年。ルークは全ての魔法を超えた、神代魔法を極めていた。 規格外の力を得たルークは、各地で魔法を使えないが故に迫害される種族を救う。 そして竜人族、妖精族などなど多くの種族を仲間にしていく。ルークの活躍によって、師匠である魔王バロールは、史上最強の魔王となる。 やがて魔王すら超えた存在、神代魔法使いとしてルークは名を轟かせていく。 その一方でルークの活躍により、現代魔法頼りの実家は、徐々に落ちぶれていくのであった。 ＊物語の序章を纏めた短編版です！