断頭台のデュラハン～別に転生しなくても良かったのに転生したら頭しか無い美人に体を奪われそうになって彼女の因縁に巻き込まれつつ、まぁ折角の異世界、それなりに旅しながら楽しく生きていく事にしようって話～

　通り魔に首を刈られた主人公イミトは死後、秩序の女神の下で裁判を受けていた。そんな折、とある世界で発動された転生魔法に巻き込まれ、彼は異世界へと転生を果たしてしまった。死体転がる戦場跡の森を移動する最中に耳に届く聞きなれない言語。行く当てもないイミトは仕方なく声の下へと向かうと——そこで出会ったのは体を奪われ、首だけしか存在しないデュラハンのクレアであった。