転生王子と陽国の神子姫
最終更新:2022/8/6
作品紹介
【注意:この物語は『転生王子と軍国の至宝』の続編です。前作読後推奨です】 大陸一古き歴史と広大な国土を持つ大国グレイシス王国。 長年『闇の侯爵』により牛耳られ、『憂いの大国』と諸外国から称された王国。 だがそれは既に過去のことであある。ある王子の活躍により『闇の侯爵』は消え、王国は本来の王ともに平穏で平和な王道を進んでいた。 そんな王国の平和に一役買い、国内だけでなく周辺諸国からも『光の王子』や『光の英雄』と密やかに称される第七王子ハーシェリク。 彼は前世、三十五歳直前に交通事故に遭うまでは、いたって普通のオタクで干物な安穏な生活を送る女性事務員だった。 だが事故により死亡し、あの世ではなく異世界へ転生した。運動センスなしで魔力なしの、あるのは持ち前の行動力と前世の経験と(オタク的な)頭脳だけ。容姿は整っているが、王族のなかでは残念仕様の金髪碧眼王子へと。 王国は豊穣祭で大成功を収めたあと、国内外での諍いも起きず、ただ穏やかに時間が流れていた。 そんな折、大陸の東方にある群島国家『陽国』の使者が、王国へと訪れたのだった…… これは元アラサーのオタク干物女が大国の王子へと転生し、元凄腕密偵の執事クロ、元不良の騎士オランジュ、性別詐欺のツンツン魔法士シロなど筆頭たちと共に紡ぐ物語。
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