異世界ハーフの仕立て士見習いですが、なぜか若君の胃袋を掴んだようです

上級仕立て士の孫娘ナナは、日本人の父と異世界（ゲシュティ）人の母をもつ異次元のハーフ。 そのせいか、小さいころから2つの世界を行き来している。 そんなナナの特技は、一度食べた味を再現すること。 お裁縫は少々苦手だけど、立派な仕立て士になるべく頑張っている。 ところが若君が、そんなナナの手料理の虜になってしまって日々通ってくるようになった。 無駄に色気を振りまきながら、「嫁においで」とシャレにならない冗談をいう若君。 いえいえ、身分も違いますし、とんでもない。 それに私、小さいころから想っている人がいるんです。 顔も名前も知らないけれど。 …………なのに。 自サイトでイメージ画（作品のタイトルバナー）を公開しています→https://aiuchimituki.web.fc2.com/novel.html 小説家になろうにも掲載。 2019.12.17 ・51話以降改稿しました(内容はそのままですが、描写を大幅に増やしています）。 ・改稿増設した部分にはタイトルの後ろに*マークを入れます。 ・近況ノートに入れていたSSも、本編から続けて読めるよう追加します。 2020.01.21 ・番外編スタート 無断転載無断利用禁止。