悪役令嬢シルベチカの献身
最終更新:2020/12/30
作品紹介
この物語は、気が付かなかった王太子と、ただひたすらに献身を捧げた公爵令嬢の物語。 王太子、ユリウス・アラウンド・ランフォールドは1年前、下級貴族の子爵令嬢に非道な行いをしたとして、悪役令嬢シルベチカ・ミオソティス・マスティアートに婚約破棄を言い渡し、国外追放の刑を受けた彼女を見送った。 1年後、新たな婚約者となった子爵令嬢の不調をきっかけに、王太子は真実を知る。 何も気が付かなかった王太子が 誰が被害者で、 誰が加害者で、 誰が犠牲者だったのかを知る話。 悲恋でメリバで切なくてしんどいだけ。 “誰も悪くない”からこそ“誰も救われない” たったひとつ、決められた希望を求めた結果、救いがない物語。 かなり人を選ぶ話なので、色々と許せる方向け。 *pixiv・アルファポリスにも掲載しています。
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