【書籍化】勝手に勇者パーティの暗部を担っていたけど不要だと追放されたので、本当に不要だったのか見極めます
最終更新:2023/8/6
作品紹介
勇者パーティの斥候職ヒドゥンは、パーティ内の暗部を勝手に担っていたことを理由に、そんな行いは不要だと追放され、恋人にも見放されることとなった。 失意のまま王都に戻った彼は、かつて世話になった恩人と再会し、彼女のもとに身を寄せる。 復讐や報復をするつもりはない、けれどあの旅に、あのパーティに自分は本当に不要だったのか。 彼らの旅路の行く末とともに、その事実を見極めようと考えるヒドゥン。 一方で、勇者たちを送りだした女王の思惑、旅の目的である魔王の思惑、周囲の人間の悪意など、多くの事情が絡み合い、勇者たちの旅は思わぬ方向へ。 その結末を見届けたヒドゥンは、新たな道を、彼女とともに歩みだす――。
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