大栗山伯爵家の一人娘である龍子は父の死後、当主となった叔父によって帝都から離れた田舎の別荘に追いやられる。ある日、うっすらと前世を思い出すが、特に変わらず日々を過ごしていた。 しかし、そんな日々も叔父が破産したことから、一変する。 伯爵令嬢ではなくなった龍子は、朱鳥公爵家に引き取られ、公爵家の嫡男でありながら無能で乱暴者だとされている寅彦と親しくなっていく。 そしてある時、この世界が小説の世界であり、自身が寅彦をラスボスに仕立てる悪女で妖婦の九条龍子であることに気づく。だが、すでに小説の内容とは随分かけ離れていた。 カクヨムさまにも投稿しております。
更新:2021/11/8
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