それは古い、どのくらい古いか忘れてしまったけれど、記憶の断片。DRb1、シリアルナンバー008821はスクラップ工場に。兄は病気の妹のために、DRb1を拾ってきて直し与えた。そして、妹は死んだ。
更新:2011/9/1
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佇む彼がそこにいた。 雨の中、傘も差さずじっとその場にいた。 振り返る者もいない。
更新:2010/7/4
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日本には季節がある。 夏は暑いし、冬は寒い。 その中で梅雨って奴がある。 雨がいっぱい降って楽しくねぇんだ、これが。
更新:2010/7/3
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「あー、どこかに格好よくて、金持ちで、いつまでも私を大切にしてくれて、私の言う事なら何でも聞いてくれる男いないかなー」 神村律子はコーヒーを飲みながら、雨の降る窓の外を眺めていた。 そして、そのぼやきを突っ込むために一人の男が部屋に入って来た。
更新:2010/6/25
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今まで居た世界を捨て去り、新天地に移り住んだ主人公の少女。連れ立った大切な少女と共に暮らす中で、二人を取り巻く人達が、世界が、少しずつ変わってゆく。 ※このたび「カクヨム」様にも投稿しましたので晴れて重複投稿作品となりました そのあと「ノベルアップ+」様にも出張しました
更新:2016/2/18
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「いい訳は署で聞こう」 「・・・はい」 「で、何でこんな詩を書いたんだ」 「魔が差したんです。鬼の撹拌みたいなもんです」 「撹拌?メレンゲでも作る気か?」 「はい。醤油味のマカロンでも作ろうかと思って」 「それはおいしいのか?」 「さあ?でも作ってみようかと」 「お前に言葉を一つ送ろう」 「はい」 「食べ物は大切にしよう」 「・・・はい」
更新:2010/6/3
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元人間の半堕ち、アッシュフォード。「信じない・・・信じないぞ、こんなもの・・・信じてたまるものか!」 人間になりたい生粋の魔族、ベルゼリア。「そうね・・・人間になったら出来るだけ大きな草原で寝っ転がって、昼寝でもしたいわ」 人間の思いが垣間見える石、クレセントストーン。『願わくば、彼女が今笑っていられますようにと』 そんなお話。
更新:2010/5/23
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薄桃色のひざ丈のプリーツスカートがふわりと揺れた。 彼女は真白のブラウスを着ており、その上からスカートよりも淡い色合いのカーディガンを羽織っていた。
更新:2010/5/1
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ラロッカ・エニシーグはスコッチに唐辛子をパラパラと入れて遊んでいた。 「ねぇ、ラロッカ。今日は暇なんでしょぉ?」 しなだれる女。 真っ赤なドレスに身を包んだ色香漂う女。 だが、ラロッカは女の事など関せず、赤い花の咲いたスッコチをくっと飲む。 「また変なの飲んでるぅ。体壊すわよぉ」
更新:2010/5/4
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