サフィスブルク大公女ユリアリーゼは六歳のある日、隣国のジェロイア王国に誘拐されて王太子と婚約させられた。 言葉も分からない異国で不安と悔しさに唇を噛みしめながら、少女は決意する。 抗えない運命ならば、この宮廷で生き延びて、誰にも脅かされない力を手にしようと。 そうして十年、努力に努力を重ねて、やっと宮廷貴族たちにも認められた――――のに。 王太子が結婚式目前に別の女性と結婚した!? それも相手はお兄様の婚約者ですって!? 「姫様、戦争して目にもの見せましょう!」「……いいえ、私たちがやるべきは、婚姻政策(コンカツ)よ!」
更新:2023/10/3
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