神がまだ、預言者を通じて人の王を定めていた時代のお話。 リシェマの王女であるシャヤは、 幼い頃から宝物庫に入り浸る無類の宝飾品好きとして育つ。 しかし十歳の時に前王とその息子による王座転覆を狙う内乱が勃発し、シャヤは一人、宝石商エハブを頼り隣国サマティラへと脱出する。 生き延びるために名をサエルと変え、男として生きることを選んだ。 それから六年、 持ち前の審美眼と洞察力で店に舞い込む石の鑑定だけでなく 事件までも解決する日々を続けている。 今日もまた、サエルを頼る誰かが店の戸を叩く――。 ---------------------------- 5万3000字ほどの作品です。
更新:2023/3/24
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