私は気づいた。ここは乙女ゲームの世界であると。そして私の役割は主人公にあらゆる情報を提供する所謂サポートキャラであると。え、嫌なんだけど。記憶が戻った以上は今までと同様に振る舞える自信がない。変に避けて逆に目をつけられちゃったり、私がヒロインポジションについちゃうなんてこともあるかもしれない。サポートキャラとして攻略対象者とも接点がたくさんありそうだし。あぁ!知識があるアドバンテージがマイナスに働くイメージしか湧いてこない!んん~どうしようか。ん?なんだ簡単じゃん。早々に退場したらいいのか。よし。フェードアウトは迅速に!
更新:2016/2/12
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。