科学的にあり得ない事件を起こした囚人たちを収容する刑務所で、カウンセラーをする「ぼく」の断片的な記録。 SCPみたいな話をやってみたかった。ダラダラ書いていきます。 追記:カクヨム運営公式さんが「奇妙な事件の物語4選」に取り上げてくださいました。ありがとうございます。(2017.2.16)
更新:2021/10/17
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カクヨム2020夏物語コンテストのSF・ミステリー小説部門で特別賞をいただきました。ありがとうございました。 クローンとAI技術を迎えた2020年。 大昔に逝去した文化人の遺伝子を培養して、クローンとして再誕させる、文化再生産機関に勤める俺の役目は、太宰治生誕百十一年記念の今夏、未完の遺作『グッド・バイ』を完結させることだ。 肝心の太宰治のクローン・仮称“ヨウゾー”は二度目の死を迎えたがっている。俺はとっとと仕事を終えて担当を外れたい。 だから、俺は生前この文豪が求めてやまなかった、ある“報酬”を探すことにした–––– 死にたい天才作家の培養脳と、死なれる前に遺作を完成させたい男の、〆切を目前にした夏の駆け引き。
更新:2020/4/20
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