お人好しの黒崎永二郎(52)は人を憎まず率先的に人助けをする加齢臭が気になるナイスじゃないミドル。 でも顔面は平均よりはかなり下。 お人好しが故に困った人は常に助けるので慕われてはいたけれども、この年まで女性経験も無し。 最期まで人を助けて死んだ彼は女神に出会う。 「多くの人を助けましたね。人生をやり直す気はありませんか?」 永二郎には一つ思い残した事があった。 男なら多くの人が思う事、恰好付けたい。でも不細工過ぎて恰好が付かない。 それをやり直してみたいとも思った。 だがそれでも、彼はそのチャンスを蹴ってしまう。 「いいえ、それよりも人生を与えて下さった神々へのお手伝いを」 何故なら彼は神様への感謝を忘れた事はなかったから。
更新:2021/2/12
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