人の心を五感で感じ取れる少女、人見一透。 隣の席は九十九くん。一透は彼の心が上手く読み取れない。 二人はこの春から、同じクラスの高校生。 人の感情を読み取れても何故そう感じるのか、何を必要としているのかが分からず空回ってばかりだった一透は、彼の行動に一つの正解を見る。 人を思いやるとはどういうことか。 「九十九くんはすごいな……」 彼みたいになれたら、間違えずに済むだろうか。ちゃんと、人に優しく出来るだろうか。 そう思ったから。 彼のことを、観察してみることにしました。 この作品はカクヨム様にも掲載しています。
更新:2024/4/24
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