数多の歴史書で語れることとなるこの英雄譚は、この言葉から始まった。 『神にも負けず悪魔にも負けず、中盤で自己犠牲をしたと思ったら終盤でラスボス化する(主人公の)師匠に、私はなりたい。』 『阿呆だな、お前は。』 要するに、英雄をメッチャ育成してゴッドファーザー&裏ボス役として君臨したい男の、世界を巻き込んだこれ以上に無い程はた迷惑な、そんな救済の物語。 これは、意図的に勘違いを作りに行くクズの、余りクズじゃないお話。 強大な怪物がヒトみたいに藻掻き、悩み、歩まんとする、阿呆みたいなお話である。
更新:2020/2/18
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