禁地花太郎教授は奇妙な大学教授だった。見る人によって姿が変わり、狂気じみた語りで生徒たちを大いに振り回す弩級の変人。僕こと大野安慈はそんな風に振り回されるながらも教授と会話を交わす生徒の一人だった。だがある日を境に僕は知ることになる——名状しがたき恐怖と、見も毛もよだつ狂気にまみれた現実を。ある「箱」の噂が、僕の日常を血に染めていく。 「助けてください……教授!」 「君には呑まれる勇気があるかい——深淵に」 これはしがない僕と混沌を宿す教授が怪異に立ち向かう、そんなお話だ。 5/13 第一章 コトリバコ編完結しましたー 11/3 HJ大賞のタグをつけさせていただきました ※グロテスク表現あり
更新:2022/5/29
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