大晦日にダンボールひとつ、都内のペット可の少しばかり広めのワンルームマンション。 「お嬢さん、田舎から届いたよ」 みかん箱が郷里の母から届いた。僕は配達員から受け取ると部屋へと入る。フローリングの毛足の長いオフホワイトのラグの上にはお嬢さん。 丸くなりこちらを見向きもしないお嬢さん。
更新:2021/1/2
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。