疲れた体を引きずって夜会に出れば、婚約者である第一王子から婚約破棄を告げられた。 驚いていれば、どうやらその理由が「能力が低い」せいだという。 そして、次の婚約者はわたしの異母妹であるアマーリエ。彼女の方がわたしよりもすべてにおいて能力が高いらしい。 もう疲れていたわたしには、この婚約破棄はとても魅力的に見えた。婚約破棄を了承する。 さっさと城を出ていこうと準備しているところに、わたしの補佐をしてくれたリアム様がやってきた。 そして彼は言う。 「クローディア嬢、他に思う相手がいないのなら俺に口説かれてくれ」
更新:2021/12/2
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