──2014年9月。 震災被災地ボランティアとして宮城県気仙沼市に降り立った少女・花は、いまだ破壊の後の生々しく残る被災地の状況に大きな衝撃を受ける。 「私にできることって、何だろう」「私は本当に、ここへ来てもよかったのか」 ボランティアとして様々な職務に取り組みながら自問する日々も、気付けばいつしか最終日の前日に。翌日を気にして眠れずにいた花のもとに、その晩、現れたのは──。 東日本大震災から五年半が経った今、「非被災者」は被災地域とどのように関わっていくべきか。 作者の体験をもとにした、半フィクションの震災小説です。
更新:2016/9/30
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