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@オノログ
タグ:陸の孤島
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コミカライズ
作:城島 大
栗栖湖。 それは森林に囲まれた自然豊かな湖だ。 一番近い民家でも数十キロは離れており、ネットも電話もつながらない陸の孤島である。 この湖には逸話がある。 大昔、ここで暮らしていた村人達が焼き討ちに遭い、この場所に埋められた。 その日、大規模な嵐が起き、焼き討ちに参加した人間達は、その嵐に巻き込まれて死亡した。 嵐が過ぎ去った後、焼き討ちにされた村の跡地には、いつの間にやらこの栗栖湖ができていたという。 以来、この場所に足を踏み入れた者は呪われると言い伝えられている。 それを証明するかのように、栗栖湖周辺のキャンプ場に泊まっていた若者が、次々と行方不明になっていた。 そんな栗栖湖に、再び生贄となる少女たちが足を踏み入れようとしていた。 栗栖湖の番人である、アイスホッケーの仮面を被った大男は、彼女達がいつもの生贄とは違うことに気付いていた。 彼女たちは栗栖湖に辿り着く以前から、まったく別の悪霊たちに狙われていたのだ。 栗栖湖に集結する悪霊たち。 それに気付かず、どこまでも純真無垢な少女たち。 栗栖湖の番人は、そんな彼女たちと交流を深め、大きな決断を下す。 その時、男の持つマチェットが、初めて誰かを守るために振るわれる。 ※他の小説投稿サイトでも投稿しています
更新:2019/2/11
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