――ごめんなさい。殿下。殿下とは結婚できません。 婚約者にそう告げられた王太子オレアは、前世で女に振り回され続けて苦労した挙げ句、命を落とした前世を思い出す。 ただ真面目に誠実に生きようとした前世に、同じように誠実な王になろうと努力してきた今世が重なり、オレアは確信する。 ――結局はしたいように生きた者が得をするのだ、と。 ならば俺は暴君となろう。 そう決意したオレアは、国を巻き込み好き放題しはじめる。 これは「真実の愛」を否定する物語。 そして、彼が「恋」を知る物語。
更新:2024/4/23
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。