――ごめんなさい。殿下。殿下とは結婚できません。 婚約者にそう告げられた王太子オレアは、前世で女に振り回され続けて苦労した挙げ句、命を落とした前世を思い出す。 ただ真面目に誠実に生きようとした前世に、同じように誠実な王になろうと努力してきた今世が重なり、オレアは確信する。 ――結局はしたいように生きた者が得をするのだ、と。 ならば俺は暴君となろう。 そう決意したオレアは、国を巻き込み好き放題しはじめる。 これは「真実の愛」を否定する物語。 そして、彼が「恋」を知る物語。
更新:2024/4/23
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――ごめんなさい。殿下とは結婚できません。 婚約者にそう告げられた王太子オレアは、前世で女に振り回され続けて苦労した挙げ句、命を落とした前世を思い出す。 ただ真面目に誠実に生きようとした前世に、同じように誠実な王になろうと努力してきた今世が重なり、オレアは確信する。 ――結局はしたいように生きた者が得をするのだ、と。 ならば俺は暴君となろう。 そう決意したオレアは、国を巻き込み好き放題しはじめる。 これは「真実の愛」を否定する物語。 そして、彼が「恋」を知る物語。
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「カイル、悪いけどあなた、もうパーティから出ていってくれない?」 シーラがそう告げて、カイルを追放してひと月後から。 「なんでお前達は俺の邪魔ばかりするんだ!」 そんな事を言って、事あるたびに彼はシーラ達の前に現れるようになった。 彼の勝手な言い分にブチギレたシーラ。 彼から逃れるため、十四歳から続けさせられていた勇者を辞める事を決意する。 祖父を頼って伯爵令嬢となった彼女は、冒険者生活と令嬢生活の違いに戸惑いながらも、努力を重ねて社交界の華を目指す。 ――これはつぼみが華となって、咲き誇るまでの物語。 ――やがて勇者令嬢と呼ばれる事になる、社交界の華の物語。
更新:2022/5/1
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