彩図社・裏社会ジャーニー大賞受賞で作家への道を歩み始めた伊集院アケミは、『片隅に生きる人々』の主人公であると共に、実在の人物(相場師)である。菅野ひろゆきの元でシナリオを学び、相場師として世間を騒がせ、相方と共にDJ全力を名乗って、数々の相場を作ってきた。物語はフェイク・ドキュメンタリーだが、この作品を読めば彼の人となりや、彼に影響を与えた人物、そしてこの国の(裏の)成り立ちの事が全て分かるようになっている。 『闇人妻の杜のアケミさん』は、そんな彼が本音で語る珠玉のエッセイ集です。まあ、伊集院さんは何事も大げさに話す傾向があるので、本編もこのエッセイ集も肩ひじ張らずに読めます。適当に読み流してもらって大丈夫です。
更新:2020/6/9
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