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最近、注目があつまったレビュー!

どうも、魅力的な女(笑)です。

あまりにも好き過ぎて何度も往復してしまう

何度読んだだろう……好き過ぎて何往復も繰り返してしまう、何度読んでも好き過ぎる……。いいねとか何度でもさせろよ、点数も無限に何度も入れさせろよ、と思う。何度でもしたい。今も定期的に読み返している。個人的ドツボにハマった作品。他人にも刺さるかは知らん。 異種族系異世界転生もの、平凡な容姿@ただし種族的な容姿判断基準である羽は超絶美少女、に生まれ変わった前世記憶あり(ただし前世要素は物語の主軸ではない)主人公の婿捜し。 勘違い系としても、ものすごく、わかる! ……わかる!!! と言いたくなるこの判断基準よ……ほんとわかる!羽でなんて分からないよ容姿判断!笑 求愛ダンスされても分からないよ……という主人公の心情がとても、分かる!!! 本能が死んでいると度々出てくるフレーズがなんとも言えず切なく可笑しい。 無自覚「俺やっちゃいました?」系は鼻につくこともあるけれど、これは無自覚でもまったくもって鼻につかない、むしろ分かる。そこが上手くて呻ってしまう。 物語としては年頃になった主人公が婿を探しに集団お見合い会場に行き、超美形の婿@正し種族的な容姿判断基準である羽は超絶不細工、をゲットするという、ただそれだけのお話で長さもそこまで長くない。 けれどシンプルで長さがないということは、頭から読み返してもそこまで時間を食わないと言うことで、繰り返し読むには、どこに何が書いてあり、どこで何が起こるのかも把握しやすいということで、特に好きな箇所を繰り返し読んでは、たまに違う箇所も読み、全体を通しで読んでも味わい深い、そんなアレコレソレが実に手軽に繰り返せるこの甘美…。 なおこのお話、なろう系の女性向けR18サイトにも掲載されてて、そちらでは本編の続き(結婚後の夫婦生活)が読めるので基準を満たしている方はそちらもお勧め。 エピソードのラインナップはなろうにしかないもの、R18サイトにしかないものがそれぞれあるので、コンプしたい場合は両方を読む必要がある。 特に好きなのが「パーティーに行きましょう(後編)」の女友達3人とのやりとりの所と、 番外編の「娘がなんかすごいの連れてきた。」の家族会議と、「息子がなんかすごい子を連れてきた。」の両親の反応と、「基本的に脳筋な種族なんだよね/なんで俺の番が戦ってるんだよ。」の無双主人公。 だいすき。

5.0
0
ゆうき

付与って最強だと思いませんか? ~悪魔と呼ばれて処刑されたら原初の悪魔に転生しました。とりあえず、理想の国を創るついでに復讐しようと思います!~

冤罪で処刑された少女が悪魔に転生し復讐していく物語

婚約者が邪魔になった王太子と国の思惑により、ヒロインはあらゆる方法で拷問され続け大切に思う人は皆殺しにされる。処刑の瞬間に復讐してやると叫んだ強い願いは叶えられ、悪魔として転生したヒロインは自らの力を鍛え仲間を増やし、自分を陥れた国や人間たちに復讐していく。 最初から最後まで一貫してきちんと『復讐していく』展開が良かった。 ヒロインのみならず、周りを固めるヒロインラブな従者たちもチートすぎるので、ざまぁが蹂躙殲滅寄りになっている容赦のなさも好ましかった。 ただ復讐以外の箇所、特にヒロインと従者たちのほのぼの部分等が同じ事の繰り返しでくどいというか冗長すぎるというか、かなり目が滑ったので斜め読みでさくさくと飛ばさせてもらった。 恋愛も唐突に入れ込まれた感じで、「え? 組み合わせそこ?! いつからそんな感情抱いてたの?!」と驚いた。カップリングとしては好きなので、もう少しきちんと彼から彼女に向ける感情の移り変わりが描写されていればな、と思った。 ヒロインが邪神呼ばわりする存在も、最初からずっとヒロインを気にかけてめちゃくちゃ頻繁に声をかけまくる必要はあったのかな? と。邪神との会話はメタ的要素として楽しむ部分なんだろうなとは思えたが、正直この辺りも目が滑った。 デジャヴ感があるのは否めないし、俺tueeeチート全開で神様が絡む壮大系でもあるので読む人を選びそうではあるが、さくさくと展開が進んでイラつくことなく最後まで読み終えられたので、お約束的なものが好きな人には良いかもしれない。

3.0
0
亜夜

転生大聖女の目覚め~瘴気を浄化し続けること二十年、起きたら伝説の大聖女になってました〜

【連載中】死んだと思われ大聖女に任命されていた聖女、目が覚めたら伝説扱い!?

転生した世界で聖女として活躍し、その身を挺して魔王を抑え込んだまま眠りにつき、眠ったまま浄化を続けてなんとか終わって目が覚めたら、そこは20年後の世界で主人公は伝説の大聖女としてまつられていました。まだまだ平和になりきっていない世界で、さらなる平和を目指してこっそり頑張ろうと言うのが大まかなあらすじです。 設定はよくある感じですが、主人公が自然に聖女として頑張って平和を願う女の子なので応援したくなります。魔王よりさらに強い敵がでてきていて、と言う流れでかつての勇者パーティでまた戦ったりする展開は熱いです。 寝ている間に力がパワーアップしていて無意識に大魔法をつかったりとやっちゃいました系でもあるのですが、一応本人が気を付けていたり、かつての友人への思いや危険に対してつい力んでしまった結果なので、不快になるほどではなくむしろ微笑ましいです。 基本的にほんわかのんびり屋で、空き時間があるとだらだらしてしまったりするような、高潔すぎない親近感を感じるところもあり好印象な主人公です。主人公は聖女としてかなりの強さがありつつも一人でなんでもできるわけではなく戦闘のバランスもよく、パーティで連携して戦っていくわくわく感があります。 ずっと待ってくれていた聖騎士の女の子との絆もいいですし、元仲間たちとの距離感もわいわい感が実によく、このまま仲良くやっていってもらいたいです。 2章が終わったところでまだまだ話が続きそうですので、ここから先が楽しみです。連載中なので星四にしておきます。

4.0
0
かんむり

僕と彼女の、繰り返される夏

タイムリープ青春SF。こういう夏が過ごしたいなぁ…

タイムリープSFと青春・恋愛って相性よすぎですね。しかも季節は夏。 このフォーマリズムは「時かけ」以来長く愛されてきたもののひとつだと思いますが、この作品はそのど真ん中を突いて、ぎゅうぎゅう胸を締め付けてきます。 物語は、主人公の智也が2年前に亡くした彼女「藤堂栞」とそっくりの「柚木栞」に出会うところからスタート。この時点ですでに甘ずっぱい感満載なのですが、舞台は藤堂栞が亡くなる前の世界にタイプスリップ。当然、彼が取った行動は、彼女の死を避けたいわけなのだが、当の栞のほうも記憶と違う行動ばかり。 はっとする夏の描写や、鍵となる小物の使い方。運命に翻弄される2人の切ない心理も直接的に描かないで行動から匂わせたりと、上手いです。 後半からは息を呑む展開で、ほんと読ませられました。ほとんど忘れかけていた頃に「あ! この人!」という展開もうなりました。時間の異なる平行世界ができるので頭がこんがらがりましたが、タイムリープものなのであまりそこは考えても仕方ない感じですね。辻褄はあってます。 智也の行動と成長、2人の「栞」の想いも、くぅうと最高に惹かれるものがありました。

5.0
1
嶌田あき

だいたい死ぬ悲運の王女は絶対に幸せになりたい!〜努力とチートでどんな運命だって変えてみせます〜

初恋とは、破滅へと至らす最悪の病である。 目が覚めたら──大好きな乙女ゲームの敵役の王女、アミレス・ヘル・フォーロイトになっていた。 前世の自分の記憶は特に無く、あるのは熱中していた乙女ゲームの記憶ばかり。そんな私が幼少期のアミレスになったなんて!! アミレスはほぼ全てのルートで死ぬ、いわゆる死にキャラだ。という事はつまり──とにかく死ぬ運命って事?! それだけは断固阻止! このままだとあの手この手で死ぬわよ私!! 救いゼロのまま、裏切られたりして理不尽に死ぬって事?! 嫌よ、そんなの絶対嫌!! 父や兄や世界に殺されるバッドエンドを回避して、少しでも多くの幸せな未来を掴み取ってみせるぞ!! 本当に死にたくないの、幸せになりたいの私は!! 原作乙女ゲームを全力で改変し、努力で何とか運命に抗おうとする悲運の王女の話です。 とにかく主人公がめちゃくちゃ愛されます。色んなひと達から異常な執着を向けられます(主人公が何かと異端なので恋愛はまちまち)。 可能な限り誰も死なせたくない主人公VS主人公の為なら喜んで命を懸ける狂人達。~作者作品紹介より~ 読みます企画で1万文字までのお約束でしたが、9ある王女の決意まで拝読させていただきました。 随分読んだ気がするのですが、物語の序章の途中でした。大長編の物語です。 設定が作り込まれていて、縦スクロール漫画を読んでいるような雰囲気で読む進めることができました。 文章も書きなれているので、読みやすくサクサクと次のページをめくってしまいました。 お兄さんが、良い雰囲気で主人公とこの先どう絡んで行くのか楽しみです。 溺愛ものなんですよね(*^^*) ファンタジーの溺愛ストーリーがお好きな方にはぜひ!

4.0
0
asato umi

義妹に押し付けられた嫁ぎ先は、呪われた公爵閣下でした【完結】

精神力の強すぎる食いしん坊令嬢の天然無双

基本はテンプレで義理の家族にいびられ婚約破棄され厄介者のところへ嫁がされる形なのですが、主人公のメンタルが強すぎます。 呪われた公爵は実際に体から海産物が出てきて異臭を放ち、一目で人間だとわからないような外見をしています。最初から嫁を求めていなかった公爵は冷たく接するのですが、実家では虐げられていて料理長の元調理を教わっていた主人公はその海産物を美味しくいただき、この呪いなら食べ物に困らないと羨ましがってしまう始末。 食事も満足になかった生活から立派な設備のお家で食材に困らず生活できることに感謝し、恩返しをしようとする主人公と、そんな図太い主人公に畏怖しながらもほだされていく公爵様のじわじわ恋物語。 呪いが中々ハードなのですが、主人公がそれを有効活用しすぎて笑ってしまいます。呪いなのでいずれ普通の人間にもどるのですが、その際に主人公は残念がってしまうほどです。 呪いがとけたあとも物語は続き、主人公の実家にもきちんと痛い目にあってもらいますし、主人公の心の奥にあったわだかまりもなくなっての完全ハッピーエンドです。 そんな最後まで安心してノンストップで読んでもらえる、不幸な女の子が幸せになるのが大好きな人にはおすすめのラブコメ小説です。

5.0
0
かんむり

しいていうならお前の横を歩いてるのが魔王

この小説は、小説ではない

 ギャグコメディかつ入り込む奥の深さのある物語で構成された本作。 おそらく読み始めた人はあまりの置いてけぼりに、そして疎外感に驚く事になると思う。 まず掲示板形式で物語の途中から突然話が進む。 知らない人物と世界観そしてこの物語の主軸とも言える個性豊かな魔物たち…… 数話はわざと理解させないようなぶん殴る形式で話が勝手に進むのだ。  ある程度進むとやっと話が見えてくるようになる。 剣と魔法の物語で魔王を退ける物語を魔物側視点で進んでいく……のだが。 すぐにこれは「勇者物語物語」なのが判明する。 魔物側はもはや神か悪魔かといった超常の存在で不老不死。 魔物側が本気を出せば世界を物理的に破壊できるほどだがそれは魔物側の目的じゃない。 魔物たちは設定された強さと設定された演出し脚本し物語を描いていく。 それは勇者が魔王を打ち倒すストーリーだ。 ちなみに魔王はいない。 しいていうなら……主人公である子狸だ。 子狸というが立派な人間である。 しかし一族は特殊な立ち位置にいて魔物たちの管理者を名乗っている。 我々読者が見れるという形で小説が綴られる掲示板も、こきゅーとすという子狸一族が管理している不思議な掲示板だ。 ちなみにノロくんというけれど、ほとんど名前は子狸で通される。 そして今回の勇者役である女の子が勇者さん。お嬢とか勇者とか書かれることが多い。名前もちゃんとある。 剣士でありとある事情から鬱屈した部分を抱えているがこの旅で成長をしていくこととなる。 このふたりが(魔物が描いた台本どおりに)旅をするのが本作のストーリーなのだが…… はっきりいってこの二人は問題児である。子狸さんは抜けているってレベルで済ましていいもんじゃないし、たまに野生化するし、魔物たちのシナリオも明記してあるのに無視して破壊していく。なんて? って思い続けながら話が進む。 勇者さんもめちゃくちゃで、子狸さんの影に隠れるだけで割と抜けているし、プライドだけは高くてまともに働きもしなかったり。体力が驚くほどなくて、勇者なのに戦闘ではあまり活躍しないという不可思議さ。 掲示板の魔物たちは個性が強すぎてツッコミすら追いつかずボケ倒している。 当然語り手である魔物も信用はならず手のひら大回転している様子やシラッと大嘘をついているさまにもはや読者がツッコむしかない。 明々後日への思考が飛ぶ子狸! 雰囲気シリアス詐欺の勇者! 阿鼻叫喚し喧嘩してボケ倒す魔物たち! 徐々に掲示板としての形式が崩壊! シナリオもどんどん崩壊! コントと化す物語! なぜ勇者物語を魔物たちは物語としてやらねばならないのか。 信用ならない語り手どもはどの描写が意図的に後々につながるのか。 子狸一族はなぜ魔物たちの管理人をしているのか。 語り手が信用できないのなら読者は一体…… インテリジェンスの問題なのかもしれない そしてこの話が「小説」となったときに、ただのギャグコメディだとして流せない良い読後感が残る。 最初に怯えず踏み出せばそこは深い沼。 さあ飛び込んでしまおう! そして子狸ぃ……と言おう! 最後に一言。 めっじゅ〜

5.0
1
チル