こちらのレビューからひょいっと入って読了いたしました。
現代から始まり過去に向かっていくので、2話目から「あれ?急に遥か昔になった?」「あぁそうか、竹取物語か」と、本当によく熟知しているなと…ですが、現代→過去→しかし錯綜しながら→現在と、迷うのは何も心情ばかりでなく、それが淡々と書かれているのでわかりにくいが、わかりやすいのです。
語彙のちょっとした遊び、象徴も凄くよかったなぁ、竹槍から刀になったり(笑)
恐らくハッピーエンドです。後半の前半までは「無色という色」という感覚だったのですが、キラリと光って結へ向かう。大変趣のある作品でした。文量も、短編、くらいです。しかし、なかなか深かった。良作ありがとう。
登録:2021/12/23 03:10
更新:2021/12/23 03:10