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ドMさについていけずに別れた元カレがドSになって追いかけてくるんだけど!?

どっちに転んでも、凄すぎる元彼!

(感想です) これはもう、凄すぎです。主人公と元彼の考え方の違いが面白いです。ラブコメって読んだことはあるけれど、書くのは難しい分野だと思っています。自分はコメディなら書くことは可能だけれど、そこにどうloveを入れるのか?  ズレが面白さを醸し出す要素というのは論理的に理解はできるけれど、頭で理解したからと言って、実際に書けるわけではない。 主人公は自然消滅を狙っていた。しかし彼氏は別れ話をしていないので別れたことにはなっていない。これ、確かにそうだよなと思う。 自然消滅は、なんとなく互いにもう終わりだし、会わないなーで終わっていく。でも、それは合致したからであってちゃんとした別れを告げられない限り、終わりに出来ない人もいる。物語として、とても面白いが深く考えさせられた。恋愛トラブルは、意外とこういうケースが多いのではないか? と。 いつまでもつきまとわれるという人が、果たしてちゃんと終わらせたうえでそうなのか分からないものだ。自分の為、相手の為にもきっちり終わらせた方が、良いと思った。(お付き合いとかすることがないので、別れるとかもないけれどw)とても勉強になる物語でした。 あなたも読まれてみませんか? おススメです。

5.0
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crazy's7

いたくないっ!

アニメ好きならみんな楽しめる、ありそうでない物語

主人公、山田定夫は育てていた美少女ゲーのキャラを死なせてしまったことから、傷心のうちに「俺の心の傷を慰めるアニソンを作ってくれ」とネットに書き込むと、本当に誰かが素晴らしい曲をプレゼントしてくれる。 それにイメージ膨らませた定夫は、ヲタ友達と一緒に、アニメオープニング動画を作ってしまうばかりか、ネットにアップしたら好評だったものだから、アニメ本編まで作ってしまい、これまた公開したら大評判、話題が話題を呼んで、テレビアニメ化の話が来る。 テレビアニメも大ヒット。しかし、定夫たちは…… と、こんな感じのお話。 ストーリー展開もさることながら、ヲタ仲間とのやりとりや、世の中からの虐げられ感、本人たちのねじくれ具合が、まあ楽しい楽しい。 作者、女性らしいのですが、ご年配なのかな、かなーり古いアニメや声優、特撮の話も出て来ます。なので、かなーり古い人は、より楽しめます。 主人公の定夫以外、メインのキャラが、 トゲリン、八王子、敦子殿(あつこどの)、とこの三人だけで、ニックネームなので覚えやすく、個性がとても魅力的。 その中でも、特に魅力的なのが、紅一点の敦子殿。普通の地味な目立たない顔という設定なのに、仕草言動がかわいらしく、こんな妹が欲しいなあと思ってしまいました。 この手の雰囲気の作品、勢いでちょっと書いてみる人はいても、すぐ途中で終わっちゃう。この作品は、しっかり書き切っており、そこも凄い。 みんなブッサイクだけど、だからこそ楽しいこのお話、一読をおすすめします! 異世界転生に飽きたあなたに是非。

5.0
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Jリーグボール3号

監禁少女と常識おじさん

幸せは何処に

おじさんの未来に祈りを✨ 以下、勝手な考察です。 つまり、握力200トンは少女の安全を担保するためのもので、それ以上でも以下でもない。少女にもたらされたのは枷以外の束縛がない自由で、楽しかったんだろう。それは終わることが決められた夏休みのようなもので、つまりこれは少女の物語ではない。 語られないおじさんの物語だ。 おじさんは名前で呼ばれない。 少女を名前で呼んだのは見える場所では最後だけだ。 足りないものはなんだ? おじさんは悩む。どうすればいいのか答が見つからずに。 その後、見つからない答を探すのを諦めたのか、正しさで測るようになる。 正しいわけは、最初からなかった。 罪悪感は感じられなかった。ひたすら自分の人生の突破口を探しているように見えた。 その一助として少女を誘拐したのに見つけられなかった。 諦めたのか。少女の行く末も考えたのか。 「幸せになりなよ」 おじさんの代わりに? 非日常というけど、書かれているのは日常だ。 もしかすると、それが作家の色なのかもしれないね。 「日常作家」の称号を進呈しよう。 でも、暗いんだ、空が。 少女の空が暗かったら、おじさんの自首が無駄になってしまう。 これは失ったからだ。少女は何を失ったのか。 感傷だと思ったが違うらしい。 誘拐前、誘拐後、自首後はシームレスに移行して、何ら障害はなく葛藤もない。 家にいても特段語られるほどの不都合はなさそうだ。 とすればひとつしかない。 そうか、少女はおじさん自身を失ったんだな。 とすれば、おじさんは少女との未来が見えなかった。 これは恋愛のメタファーかな。 久しぶりに色々考えられて嬉しかった。納得したので、終わります。 楽しかった。

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メロウ+

この世の終わりも神次第 Rev.1

永遠に続く滅亡と日常

 それはよくある日常です。  毎日の生活はありふれていて、わたし達の誰もがそれを続けているのです。  朝起きてから眠るまで、学生なら学校へ行ったりお弁当や給食を食べ、社会人なら働いて、疲れて帰ってくる。  休みの日には寝坊して、またははりきって出かけたり、家事をしたりする。  そんなつまらない日々の中で、つい思ってしまうのが、「あ~あ、世界、滅びないかな」。  身に覚え、あるでしょう?  ダルくて学校や会社に行きたくない。なんなら休みの日にふとんから出なくちゃいけないだけでも。  ましてや足の小指をタンスの角にぶつけようものなら、間違いなく世界を呪い、そして神は滅ぼすのです。  ここの神様はわたし達の些細な願いをきっちり叶えてくれる、かなり勤勉な神様。よその神様は少し見習って欲しいくらいですね。  繰り返す日常は小さな願いで滅び、そしてまた次の日常へと続いていく、まるで平行世界のように。  3話くらいまで読んで、思ったことは、これ一生書いてくれないかな、でした。  新聞の4コマ漫画みたいに、毎日ひとつずつのささやかな日常が描かれて、そしてそれはお約束のように滅ぶ。  一種不条理劇のようで、でも、その日常を見つめる目は温かいのです。  さて、わたしの生きている世界はまだ滅んでいませんが、それは同じくらい微かな、可愛らしい理由で救われているのに違いないと、読了した今は思えてなりません。  皆さんの世界もきっと。

5.0
1
メロウ+

手折られる花

想像力を刺激される、文学的な物語。妄想すら掻き立てるエロスにも注目。

【物語の概要】 物語は主人公が、自分とは正反対の同級生に性交を迫ったことから始まる。彼は恐らく、主人公にとって特別な存在であるが、恋愛感情よりも好奇心や嫉妬、承認欲求などが勝るように見える。田舎という環境もあり、自分の気持ちと向き合うよりも先に、周りの目が気になり、相手からの好意や興味を待たれることに嬉しさを感じてはいるものの、自分に素直になる余裕はないという印象。 【凄く文学的な印象の作品】 一時期、日本文学にハマった時期があり、この作品を読み始めて田山花袋の”蒲団”。志賀直哉の”暗夜行路”がポッと浮かんだ。文体自体を指しているわけではなく、凄く文学的に感じる文章と構成、物語が印象的である。冒頭に『手折る』についての記述があることから、この同級生が『道端の花を手折る』という場面において、物語の裏側、もしくはもう一つの意味を想像してしまう。 それは何かといえば、『道端の花』=女性を指しているのではないか? と思ってしまうことにある。 つまり、物語では確かにこの同級生は道端の花を手折っているが、実際は女性との性交を指しているのではないだろうか、と妄想してしまうのだ。見たままではなく、深く読んで真実を探す。それが文学である。 【登場人物の心情の推移】 自分が言い出したことに、おじけづく主人公。これは不思議な事ではない。男性は男性を受け入れるために作られた身体の構造をしていない。本心からの言葉であっても、冷静になれば怖気づくはずだ。それが未経験であれば、なお更。もちろん、自分には話す相手も彼しかいないのに、誰からも好かれる彼を興味を自分に向けられたなら優越感に浸れるという理由もあるだろう。自分の衝動的な言動的で、二人の歓迎が終わると思っていた主人公であったが、事態は思わぬ方向へと展開していきます。 連載中で、まだこの先どうなるのか分かりませんが、冒頭では現在から回想となっているので、いずれ現在の場面へ繋がると想像できる作品。続きがとても楽しみです。 あなたも是非、お手に取られてみてはいかがでしょうか? おススメです。

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crazy's7

十年目の恋情

相手の感情や必死さを表現することに長けている作品

【珍しいスタイルが印象的】 この物語で、最初に感じるのは”周りによって浮き彫りになる主人公像”。これだけを読むと、何が凄いんだ?と思われるかもしれないが、通常は視点になっている人物の思想や行動により、その人物がどんな人物なのか、印象が確定する。しかし、この作品は周りの反応や、それに対する主人公の言動によって”人物像”が浮き彫りにされていくのである。こういうスタイルは、あまり見かけない上、意外性があるのでとても面白いと感じた。例えば、噂話。母親の対応、友人とのスキンシップ、自分に好意を寄せる相手。彼らから投げられる言動によって、はじめてわかるのだ。 【予想のつかない展開】 上記の理由により、主人公の行動を予測するのが難しいという効果がある。そのため、主人公にとって困る展開が訪れる部分にも関わらず、思わず笑みが漏れる。なにこれ、面白い。がその時の率直な感想だ。小説で受け身の状態を作るのは、テクニックがないとなかなか出来ることではないので、無意識なのであれば是非とも大切にして欲しい個性である。 【個性的な登場人物】 個性的ではあるが、とてもナチュラルである。年相応の考え方、行動が基盤になっていて、この物語では”日常”を丁寧に描いている。一見何でもないシーンに見えるかもしれないが、それは登場人物たちがいかに、”生活”をしているのか、”人と関わっているのか”を読者の身近に感じさせるものであり、主人公に好感を抱かせるものでもある。 【主人公、読者の何故は解決される】 主人公サイドで見ていた相手は、視点が変わると印象が変わる。 年相応らしい無茶ぶりに出る、主人公に想いを寄せる高校生の男の子。主人公サイドでは必死さ、若さゆえというのが、特徴として目立つ。しかし、視点が切り替われば、その心情により健気さ、一途さが伝わってくる。真っ直ぐに主人公に想いをぶつけ自分に振り向いて欲しいと、努力する様は切なささえ感じる。 【翻弄される主人公】 初めは、勘違いしているのでは?と感じていた相手の気持ちを、次第に本気と受け取っていく主人公。それでも、年の差、同性、ということで葛藤してく。しかし、この物語には偏見による”同性だから”というものが感じない。あくまでも、恋愛は自由であり、そこに偏見があるわけではない。自分の問題として向き合っているという印象を受けるため、どんな答えを出すのか?と言うところに一番関心がいく。 互いの気持ちが少しすれ違い、複雑に絡み合う部分がとても魅力的に感じる作品である。 まだ半分ほどではあるが、これだけの魅力の詰まった作品である。 二人がラスト、どうなるのか? それは是非、あなたの目で確かめていただきたい。 おススメです。お手に取られてみてくださいね。

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crazy's7

はな六はプロ棋士を辞めてただのアンドロイドになります。(改訂版)

作者目線ではなく、アンドロイド目線の斬新な作品

【言いたい意味は、読めば伝わります】 小説は主に『会話文』『地の文』で形成されている。 会話文に、各登場人物の個性や性格を出すことは、誰しも自然に行っていると思う。 地の文には主に、心理と情景や行動という大きく二種に分けられ、心理についても、会話文のように個性を出すのはやはり、無意識に行うことだと思う。 そう、この作品は地の文に中でも”情景や行動”なのどの描写に『作者のオリジナリティ』がキラリと光る作品なのだ。そこが最も印象的であり、凄いなと思ったところ。 【地の文で使われる表現がとても自然でありながら斬新】 地の文の表現、言葉選びというのは通常、作者の好みに寄り易い。なので、数作品閲読すれば、それは作者の”個性”や”趣向”として読み手にインプットされやすいものだ。 この作品は、それらを覆すものである。 読み進めてとても驚いたのは、”主人公のアンドロイド”が覚えた言葉で物語が紡がれていくところ。これは、ぜひ実際に読んで体感していただきたい。 『あ、そこはそういう表現になるのか』 とても斬新かつ面白い。そして、自然な流れとなる。 全体が一体化され、完全な一人称と感じるところに凄さを覚える。こんな手法もあるのかと。 タイトルからしてインパクトがある作品でもあるが。 細部の表現も丁寧で、読み手が想像しやすいのも特徴。 戸惑いながらも、一所懸命任務(職務)をこなす主人公のアンドロイドも可愛らしいです。 是非お手に取られてみてはいかがでしょうか?おススメです。

5.0
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crazy's7

魂の封術士

失った日常と、徐々に明かされていく自分自身の役割とは?

【物語は】 切羽詰まった状況を思わせる一場面から始まり、ことの発端へと。 舞台となるのは少子高齢化の影響により、来年から小中校が一貫となることの決まった中学校。あらすじから想像するに、主人公視点で事件の一部が明かされていくのではないかと思われる。 一体彼らに、何があったというのだろうか? 【彼らの日常と非日常】 小中学校が合併するとあって、主人公の所属する三年生のクラスには7人しかおらず、彼らの様子からは気心の知れた仲であることが伺える。少なくとも悪ふざけが出来たり、冗談も言い合える仲である印象。おそらく、普段から彼らは同じクラスの仲間であり、気心の知れた友人なのだろう。 そんな彼らに忍び寄る、非日常。 ことの発端は、授業の時間が近づいても教師が教室に現れなかったことにあるようだ。クラスの中の一人がその事に気づき、この場合”当然ともいえる役回り”である級長が教師を呼びに教室より出て行く。 ミステリーのような雰囲気を感じるが、タグを見るとダークファンタジーとある。 *ダークファンタジーとは?(個人的に調べた用語) 重苦しい雰囲気や悲劇的展開、残酷な描写や過激な性描写など、主人公をはじめとする登場人物にとって不条理な世界観などに重きを置いているもの。 あるいは、幻想文学作品で、幻想・怪奇・ホラーの色合いが濃いもの。 (ウィキペディア調べ) 【主人公の見たものとは】 あらすじの”犯人不明”から、あなたはどんな犯人像を想像するだろうか? ネタバレになるのではっきり言うことはできないが、この事件は主人公のターニングポイントであり、全ての始まりに過ぎないのではないだろうか? 仮に犯人を突き止めたとしても、それで解決にはならないと想像する。 このあと主人公の秘密に触れそうなワードが出ており、今後の展開に期待が高まる。どうやら主人公は”特別”なようだ。 【危機を経て出逢った彼らとは?】 主人公を助けてくれたであろう少女。主人公は目が覚めたら、ある神社にいた。ここで出逢うのは、その少女に関連のある人物数名。主人公は彼らの話しや、彼らの会話により少しづつ自分の置かれている状況を把握していくことになる。読者もまたこの部分により、物語にとって一番大事な設定部分を知ることになるだろう。 そしてあらすじにある”『魂の封術士』”に対し、”『呪術士』”という者がいることをが明かされていく。彼らの役割を知ると、この物語の方向性が明確になっていくのではないだろうか。主人公が”特別”ないし、常人と違うこと。それはきっと、人には理解されないことだったのかもしれない。作中で主人公が、質問に対し答えることを戸惑う様子からも、想像に難くはない。 同級生であり、大切な仲間を失った主人公ではあったが、この先得るものもあるに違いない。 【物語の見どころ】 第二章八話まで読了。 事件のその後、主人公は命の恩人やその兄弟などから『封術士』や『呪術士』について知っていくこととなる。そして主人公の家族関係なども明かされていく。事件により、元居た中学には同じ学年の生徒がいなくなってしまった。家庭の事情などもあり、命の恩人である少女の家に居候することとなった主人公は、転校を余儀なくされるのである。 新しい転校先で、少しづつクラスに馴染んでいく彼。 ここまでは、物語の舞台がどんなところであり、作品におけるオリジナル設定について主人公と共に知っていくこととなる。 そして転校先で事件は起こるのだ。ここからがいよいよ本題であり、主人公が 『魂の封術士』であることを体験したり実感していくような出来事が起こるのではないだろうかと想像する。 あなたも読まれてみませんか? ある出来事を境に、生活が一変してしまう主人公。それまで、自分自身の人とは違う部分に気づきながらも、一人で抱えてきた。彼が己の役割を自覚した時、物語は新たな展開を見せるのではないだろうか。 果たして友人を死に至らしめた者の正体とは? その目で是非、確かめてみてくださいね。お奨めです。

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crazy's7

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カクヨムファンタジー連載:98話完結

林檎と甜橙、女奴隷とその主人

まだ転がり続けるの? 意外な展開でぐんぐん読まされる

異世界からきた、とある男性の面倒をみることになったレティクラタ。彼の世話のため女奴隷を買うことにした。  …という感じで始まるこの作品。導入部は男性との恋愛もの?と思っていたのですが、話は思わぬほうへ転がり続けます。最後まで!  長短にこだわらないエピソードの区切り方や、直接的な表現をすることなく関係の変化を匂わせる描写など。いろんな箇所に効いている技やシリアスとコメディの緩急も見事で飽きさせず、どんどん読めてしまいます。 本当に面白かった。  設定もしっかり練られているようで、この先のエピソードや登場人物たちの細かい背景まで気になってしまう魅力的なストーリー。  軽い読み口が好みの方、少し深めの考察が好きな方、どちらにも楽しめる作品です。ぜひいろんな方に読んでみてもらいたい。おすすめです!

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目的は生き延びること

展開は重めだが、『物語』として面白くて一気に読み終えた。 最終的にヒロインに想いを寄せる相手が、半分血のつながりのある義弟と、そうとは意図しないままヒロインを追い込んで、心と体に傷を負わせる原因を作った婚約者の王子の2人なのが、ああーーー……という気持ちに。 恋愛ものではないので、二人とヒロインがどうなるかは描写されないまま終わるが、個人的には義弟派。