忘れていいよ。
忘れないよ。彼方にはある。君はそう、そこにいるんだよと、心の中にそんな言葉が浮かんだ。そう、主人公に言ってあげたい言葉。
月って果たしてまばゆいのかなっていう心の中の何色かを、少しセピアに思い出す。どうして忘れられないことってあるんですかね、でも、それを「悪くないんだ、暖かいね」とあの白い光を見上げられたら、ほんの少しだけ嬉しいことがあったような気分に変われる。
人の感情は難しい。それは多分、シンプルだからなんだろうな、後悔、情景、憧憬、その場その場の宝物になれたら。この作品が貴方の、その一つであって欲しい。たまに見る星が綺麗だったな、という、大切なものに。
全然関係ないのですが私の大好きな歌を思い出しました。
登録:2021/8/15 04:04
更新:2021/8/15 18:00