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第四龍礁テイマーズテイル

設定厨の本気

 全体構成は映画っぽい雰囲気。まずは突き詰められた世界設定が衝撃のシーンと共に描かれる。細やかな人物相関があり。かなり作者は設定に凝るタイプ!という印象を受ける作品。  いわゆる、サバンナの野生動物の保護と管理をしているレンジャーの、ファンタジー版と言うところ。保護管理されるのは龍である。  よくいるドラゴンとしての龍ではなく、特殊能力を持つ爬虫類といった感じであろうか。  人に危害を加えたり、作物に被害を与える龍を追い払ったり、素材目当ての密猟者に目を光らせる。そんな存在が楊空艇【マリウレーダ】の面々だ。  主人公ティムズが、そこに配属されてから物語は大きな一歩を進める。  主人公に感情移入して読み進めるタイプの人も読める内容だけど、全体のイメージとしては群像劇と言ってよく、それぞれのキャラに魅力があり、彼ら一人一人にバックグラウンドの物語が存在するという感じなので、誰を主人公と決めつけにくい。誰が主人公であってもおかしくない程の存在感がある。  ティムズの視点でこの舞台で繰り広げられる出来事と、ここで戦う人々を知っていく感じで、彼が成長していくにしたがって出会う人や行く場所が多くなっていき、どんどん世界が広がっていく。  戦闘シーンは、カッコイイBGMが聞こえて来るほどの躍動感あり。複数登場人物とのコンビネーションが熱くて面白い!バディ感ある戦闘は秀逸。  緊張シーン、重いシーン、息をつく日常パートが絶妙に割り振られ、緩急があるため、一気読みをしても疲れにくいが、文章量が多く、すでに連載が長くなっている作品なので、これから追いかける人は腰を据えて読むのがおすすめ。

5.0
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MACK

ゆすらうめ

【完結】色鮮やかな感情の移り変わりを楽しめる短編文芸。でもちょっと唐突。

全5話 16,352字 読了まで約30分 ・やや引っかかりがありますが、風景、心情をすんなりと思い描ける文章です。 ・展開は起伏に富み、短編という事もあって中だるみもありません。 ・ちょっと唐突。それも味と言えますが、個人的にはもう少し背景を膨らましてほしかったです。 以下、詳細をレビューしていきます。 舞台は現代日本。主人公は田舎での生活を余儀なくされた女子中学生です。 この短編作は、ゆすらうめという赤い果実を通して、主人公と、ある同級生を取り巻く環境、心情に思いを馳せる物語です。 題材に相応しく心理描写はしっかりとしていて、各キャラクターの性格や思いを難なく理解することができます。また、会話文もこなれていて、各々の人間性がしっかりと滲み出ていました。 反面、導入はかなり説明的で、本筋に比べて文章も硬く、少々勿体なく感じます。 結末はある種鮮烈な味わいがありました。しかしながら、これに持って行くには重ねるべき描写がまだあったのではないかと、個人的に思います。唐突だからこそ趣があると言えなくもないのですが。 以上です。タイトル通り、赤く瑞々しく、甘酸っぱい物語です。短時間のうちに、様々な意味で心ときめかされる作品だと思います。お手すきの際には是非どうぞ。

4.0
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tatsukichi

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