神降し達の黄昏時《ラグナロク》新訳版
最終更新:2023/4/9
作品紹介
あらすじ 魔法が技術として普及した現代。半年前より以前の記憶を失くした少年シュウは、⾃⾝の常軌を逸した⾝体能⼒や、万物に宿るとされる魔⼒が⼀切無いことに悩みつつも、⾃分を保護してくれた公安の駿河秀⼀(するがしゅういち)、⽣駒狗貌(いこまくぼう)と共にテロ発⽣の可能性がある朝凪市へと赴く。 到着早々潜伏していたテロリストの⼀団を拘束するも、朝凪市⻑にはその功績を認められず、リーク元である北条澪(ほうじょうみお)からまだ本体は叩けていないと⾔われる。 翌⽇、魔⼒が無い為魔法技術を使えないシュウは、疎外感を感じながらも⼀⼈駿河たちとは別⾏動をとる。その時、⾃分と同じく常⼈離れした⾝体能⼒を⾒せる銀髪の少⼥と出会い、失くしたはずの記憶の⼿がかりがその少⼥だと確信するも、少⼥はシュウを⾒ると悲しげな顔をして去ってしまう。 直後テロが勃発。魔術を駆使して防衛を図る駿河達の前に現れたのは、シュウと同じ常⼈離れした道葉史郎(みちばしろう)と名乗る男。 シュウの加勢により道葉を退けるも、シュウは市⺠からバケモノの謗りを受ける。 市⻑の部下であるリュカに慰められるも、その後すぐに道葉の再襲撃に遭い、⾃分達が⼈ではない、神降しという存在であると知らされ混乱し窮地に陥るシュウだったが、銀髪の少⼥の加勢によって退ける。 少⼥の名がシンシアであると思い出したシュウだが、シンシアはまたも姿を消す。 その晩、悩むシュウにリュカが貴⽅は本当はどうしたいのかと語りかける。 翌⽇、シュウはやっとシンシアと再会。本⼈達も驚くほど⾃然に会話が進む中、またもテロが勃発。 シンシアと共に道葉もろともテロリストを殲滅するも、市⻑の⾔いがかりによって拘束されてしまうが、澪の裏切りがあり、独房を脱出して澪を追う。 ⿓脈のあるとされる地下⼤空洞に手決戦。 窮地に陥るも、仲間達の助けを受け澪を撃破。 シュウは駿河達と別れ、シンシアと共に神降しとして⽣きていくと決意する。