前世を思い出して混乱しているのでとりあえず笑って乗り切ろうと思ったら、それだめだったらしいです
最終更新:2024/3/12
作品紹介
公爵令嬢セラフィーナ・ベネットは、貴族学園の入学パーティー開始直前に、突然日本人だった前世を思い出した。記憶が混乱してしまい、今の世界や自分のこと、何ひとつわからないままなのに、パーティーの開始は待ってくれない。 とりあえず前世の処世術、愛想笑いで乗り切ることにしたものの、この世界では貴族令嬢がむやみに笑うのはご法度だった! 完全にやらかしてしまったセラフィーナ。今後は気を付けようと心に決めたものの、登校初日、対立する侯爵家のご令嬢には馬鹿にされるし、謎のチャラ男には絡まれるし、俺様王子には鼻で笑われるしで……? ※ざまぁにはあまり重きを置いていません。真面目に生きる甘え下手な主人公の、穏やかな恋物語です。 「なあ。甘えるってことはさ、愛情に胡坐をかいていいってことじゃない。信じてもいいってことだ」
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