帝都メルヒェン探偵録
最終更新:2019/3/11
作品紹介
1920年代末の日本帝国、光和五年の春を迎えた帝都・東京。ドイツ人の母を持つ美貌の青年・千崎理人(せんざきまさと)は帝大卒のエリートながらも、家も金も職も持たぬ自堕落な生活を送っていた。ある日、居候先から追い出されそうになった理人は、職を探すため知人のサロンを訪れる。そこで出会ったのは、眠れる一人の子供――謎めいた雰囲気の『小野カホル』との出会いにより、理人は様々な事件に関わることになり……。 大正~昭和初期の架空日本。帝都・東京を舞台に、童話をモチーフにした事件を解決する、自堕落な美青年と謎めいた少年のミステリー短編連作集。
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