機械仕掛けの滅びの美学
最終更新:2021/1/16
作品紹介
都の天文時計が止まった日、王を滅する娘が生まれたと辻占が言った。 予言の脅威をよそに、琥珀の目をした王女は、成長し動力技師となる。 水力や火力なしに機械を動かす彼女を、叔父の遺品や動力の不調と言った謎が取り巻く。 また、西方で出現した蒸気機関により、動力の存在意義が脅かされようとしていた。 動力の権威を守りたい父王は、王女の恋心を知らずにある計画を進めようとする。 プラハをモデルとした町が舞台の、クロックパンク・ファンタジー短編です。 カクヨムWeb小説短編賞に参加中。 全四話・完結済み。