別説 太平洋戦史 第四部「決戦!ソ連戦、決号作戦発動!」終戦への道
最終更新:2014/8/14
作品紹介
「別説 太平洋戦史」最終話です。 乾坤一擲の大勝負に辛勝した沖縄戦後、総合作戦本部は消耗した航空戦力及び空母部隊を立て直すだけの時間的余裕が無いと判断した。 それでも侵攻確実なソ連軍を食い止めるべき掛井は奔走する。 その一方で掛井の脳裏には既に大東亜戦争遂行に対する「大儀」は消失しており掛井の考えに共感する関係者達は何時、どの時期でどんな形で「終戦」に持ち込むのかを模索していた。 「陸軍超大国ソ連」の侵攻を果たして食い止められるのか。 ここに日本国の存亡をかけ、正に本当の意味での国土防衛戦となる日本軍陸海空の総力を結集した対ソ戦「決号作戦」が発動される。 この侵攻を食い止められなければ掛井らの想定する「終戦工作」に大きな狂いと未知の悲劇が日本に覆いかぶさってくる。 「無敵関東軍」を自負し続ける独立軍的存在の関東軍首脳部と、掛井ら総合作戦本部とが繰りなす確執。 ソ連戦を通して見え隠れする「関東軍」「満州国」「国民党軍」「ソ連軍」「米国」「日本政府」らがそれぞれの立場において繰り広げる画策と狡猾な取引。 どうぞ終戦まで?ぜひお付き合い下さい。 ★現在、本作内登場人物を仮名から実名へと改訂作業をしています。2部まで終了。 3部、4部と続けて改訂していきますので、読んでいる方のそれに間に合わない場合はごめんなさい。
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