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作:手塚立華

黒薔薇姫の咲く場所は

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最終更新:2018/7/29

作品紹介

「先日は王太子殿下の頭にお花畑ができてしまったのではないかとご心配申し上げておりましたの。ふふふ、花は頭の上ではなく横に咲かせるものだとようやくお気づきになったようで安心いたしましたわ。」 気位が高く、少しキツめの美貌のせいで少しばかり棘があるように見える侯爵令嬢ロザリンド=ウェジントンは社交シーズンのはじめ、白々しい台詞で口説いてきた王太子をすっぱりお断りした。それからしばらくして、次は王太子から、近く訪れる隣国の使節団との交流会に、パートナーとして参加してほしいとお願いされる。 今回はバカな愛の囁きではなく、仕事として持ちかけられた話に満足して頷いたロザリンドは、その役目を謹んでお受けした。 情勢不安を抱えた隣国の使節団を前に、胡散臭い王太子とロザリンドの攻防がはじまる。 *軽め、ふわふわの恋愛物です。コメディ強め。 *「妖精姫の幸せは」と同じ舞台ですが、単体でも読めるようになっていると思います。 *目次下にイラストがありますので好まれない方はご注意ください

R15ラブコメファンタジーほのぼのヒストリカル

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