【書籍化】婚約破棄を狙って記憶喪失のフリをしたら、素っ気ない態度だった婚約者が「記憶を失う前の君は、俺にベタ惚れだった」という、とんでもない嘘をつき始めた
最終更新:2022/4/7
作品紹介
【SQEXノベルさまより書籍全2巻発売中です。マンガUP!さまにてコミカライズ連載中】 ◇書籍ではWEB版のラストを変更し、2巻は完全書き下ろしになっています。 子爵令嬢であるヴィオラは、何もかもが自分とは釣り合わない公爵令息フィリップとの婚約破棄を望んでいた。そして事故に遭ったのをきっかけに、記憶喪失のふりをすることにした。 けれど突然、「君と俺は愛し合っていた」「二人きりの時には、フィルと呼んでくれていた」といった訳の分からない嘘を吐き、好きだと迫ってくるフィリップに圧倒されるヴィオラ。記憶があることを隠したまま、様子のおかしい彼のペースに巻き込まれてしまう。