貧乏国家の黒字改革〜金儲けのためなら手段を選ばない俺が、なぜか絶賛されている件について〜
最終更新:2023/6/1
作品紹介
帝国に人質として出されていた第一王子アルフは病気の父に代わり、国政を任されることになり帰国した。そこで見たのは貧しい弱小国家の姿だった。 多額の無駄な支出や使途不明金で国の財政は最悪な上、悪徳貴族は庶民から金を巻き上げ私腹を肥やしていた。 このままでは自分の代で国が滅んでしまう。 そんなことさせてたまるか! 俺はもっと金を稼いで気ままに豪遊してやるんだ! 金儲けのためには有能な人材を引き立てていこう。魔族であっても構うものか。 それに不正を正せば支払われる税が増えるはず。 これで俺の未来は贅沢三昧だな。 ……なぜ大絶賛されている? 歴代最高の王子? 王国の救世主? 俺のためならばなんでもしてくれる? 俺はただ、自分のために金を稼いでいるだけなんだが――。 双葉社Mノベルスより書籍化します。 9月30日発売。 コミカライズも決定しています。
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