『無能力者』と言われた元兵士、王宮から追放されたけど俺だけ話せる【古竜語】でドラゴン娘に懐かれる〜スキルも魔力も最強だと気づいた俺は、【破滅古竜】の眷属となって国作りを始めることにしました！〜

王宮兵士となって1年半…… まだまだ新人だったレイクは自身がスキルもろくに発動できない『無能力者』だと周りから虐げられる日々を送っていた。 そんなある日、レイクは人生最大の危機に見舞われる。 「一つ、王の前でスキルを見せることができたら王宮で働き続けることを許そう」 ということを条件に一芸を披露しろと言うのだ。果敢に挑戦したレイクだったが、スキルが発動せず自身が働いていたイブニクル王国の王宮から解雇・追放されてしまった。 そして挙げ句の果てには、道中の森でゴブリンに襲われ、大きな穴へと落ちると目の前には世界を破壊する最強のドラゴン”破滅古竜”が出現してしまう。 絶体絶命の状況下で不意に出た言葉がレイクの運命を大きく変えた。 ーーそれは【古竜語】 レイクが古竜語を話せると知ったドラゴンはレイクと友達になりたいと諭され、友達の印としてレイクに自身の持つ魔力とスキルを与える代わりにレイクの心臓を奪ってしまう。 こうしてレイクは”ヴィルヘリア”と名乗る美少女の姿へと変えた破滅古竜の眷属となり、新たな冒険の幕が上がった。 これは”無能力者”と言われた主人公レイクが最強のドラゴン娘に懐かれて”ドラゴン達を治める旅”を始める物語。 ・切りが良いので一度完結させています。