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作:笹 塔五郎

大賢者からアンデッドになったけど、やることがなかったのでエルフの保護者になることにした

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最終更新:2020/6/7

作品紹介

※カドカワBOOKS様より書籍化致します。 第二巻の発売日は2018/10/10となっております! かつて《大賢者》と呼ばれ、とある大陸では知らぬ者はいないとされたモーゼフ。 しかし、彼も老いには勝てず、辺境の大地を終わりの景色として、百年と数十年という天寿を全うする。 そんなモーゼフは気がつくと、身体が骨になっていた。 魔法を極めていたモーゼフは予期せずしてアンデッドの最高峰であるリッチとなってしまったのだった。 リッチになってからは老いとも無縁で身体も軽くなり、いいこと尽くしだったモーゼフ。 しかし、天寿を全うしたとは思っていたモーゼフはやることがなかった。 暇潰し程度に辺境の地で暮らすことにすると、銀髪の幼いエルフがちらちらと姿を見せるようになる。 初めは警戒していたものの、優しいモーゼフの性格にすぐに打ち解ける。 エルフはこの辺境の地に姉と二人で暮らしており、姉は妹によりよい暮らしをさせるために冒険者になる決意をしているという。 それは、かつてモーゼフが助けたエルフの少女、エリシアだった。 やることがなかったモーゼフは二人の保護者となり、大賢者からリッチとなって新たな人生を歩み始める。 「ほっほ、もう死んでいるがの」

残酷な描写ありファンタジー異世界エルフ賢者

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