昔、昔あるところにお爺さんとお婆さんがおりました。 ある日、お爺さんが山へ柴刈りに行くと、竹が光輝いておりました。 お爺さんはその金色に輝く方向へ足を向けると……そこには、黄金に輝く、大きな竹があったのです。 お爺さんは手にしていた斧で竹を慎重にたたきました。 すると折れた竹の中から、この世の者とは思えないほど美しい赤ちゃんが、スヤスヤと眠っているではありませんか。 お爺さんは竹の中から赤ちゃんをそっと取り出すと、すぐに家に連れ帰りました。 子供がいなかった二人は神様からの贈り物だと、とても喜びました。 そうして二人は赤ちゃんに[なよ竹のかぐや姫]と名付け、大事に大事に育てました。 これはそんな美しいと謳われた、なよ竹のかぐや姫がもし男だったら……のお話です。 ※冬の童話祭2018の参加作品となります。 ハッピーエンドな竹取物語を書いてみました。
更新:2017/11/30
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あれ、私どうしたんだろう……? カーテン隙間から、日の光が微かに差し込む薄暗い部屋の中、私は一人佇んでいた。 えーと、確か……大学の講師として呼ばれて……それで……。 ふと自分の姿を見つめてみると、履きなれない長いスカートが脚にまとわりつき、動きづらい。 何この格好、スーツを着て家を出たはずなのに……。 よくわからない状況に狼狽する中、突然部屋に怒鳴り声が響くと、そこには鬼の形相をしたメイドらしき女性が佇んでいた。 **************** ムーンにて投稿しておりました作品をリメイクしてみました。 前半のストーリーはムーンと同じですが、後半は違います。
更新:2019/3/5
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