特殊な力を持った四つの一族が大陸を守護していた時代。 あるとき、その一族のひとつ、華色(かしょく)が何者かによって滅ぼされた。 それから六年がたった小さな町。 物心ついたときから忌み嫌われ、虐げられて生きてきた少女がいた。 少女の名はリアン、華色の生き残りだった。 ――かぞくがほしい。 滅んだ一族のことなど知らないリアンは、寒い夜、ただそう願った。 いっしょにいてくれる人がほしかった。 その願いが通じたのか、町外れで異質な魔法を使う謎の少年、テルアと出会う。 突如迫る魔の手に、自分たちの無力さを思い知らされたふたりは、初めて出来た大切な人を守るため、強くなると決意。 そして六年の時を経て、大きく成長したリアンとテルアは、滅びた一族の謎を探る旅に出る。 *カクヨム様にも掲載しています。
更新:2024/2/22
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