「何これ?」 真美子は見つけた、彼氏の徹也の腹から一本だけひょろりと生えていた長い毛を。 「何か、みっともないね。切っちゃおうか?」 「でも、切ると太くなるって言うしな~」 「じゃあ、抜こうよ」 そう言って真美子は自分の部屋にあった毛抜きを取り出す。
更新:2009/11/14
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小野京香はセミロングの亜麻色の髪を揺らしながら、ひざ丈のブーツで颯爽と歩いていた。 京香は歩きながら、今日はインナー買うぞと決意していた。
更新:2009/11/7
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初め一つの存在があった。 だが、それはやがて分かれていき四人の神となった。 怒りの神マグニカはマグマをふかせ大地を。 悲しみの神ソルキトエルジュの涙は海を。 喜びの神アローマニロアは花を撒き、玉で着飾った。 楽しみの神フォクセシグルは舞い風を起こした。 四人の神はそうして世界を創っていった。
更新:2009/11/5
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そこはコンクリートのうちっぱなしのビルで、冷たい印象があった。 加藤達数名の警察官はそのビルの階段を上りながら、緊張の糸を張り詰めていた。 そして、110番通報のあった部屋のインターホンを鳴らした。 「山田さん。警察です。開けてもらえませんか?」 加藤がそう言うと、程なく鍵が開き、中から細面の男性が現れる。 「お待ちしておりました。ささ中にお入りください」
更新:2009/10/29
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山道を狼の親子が歩いていた。 そこに一匹の山羊が躍り出た。 「やあ、狼さん。どこへ行くのかな?」
更新:2009/10/30
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『貴方は本当に私を愛してくれる?』 まるで白昼夢のように彼女の笑顔が思い出され、きりきりと胃が痛む。 吐きそうになってうずくまっていると、大丈夫かと親切な人が声をかけてくれた。 俺は大丈夫ですと答え、重い体を引きずり学校へ行く。
更新:2009/10/26
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「起きなさい。もう朝よ」 「ん、ああ。分かったよ。エルダ」 (エルダ?・・・エルダって誰だ) 鈴木悠斗は長い夢を見ていた。 母親の声でここが現実であるということにかろうじて分かるほど、悠斗の脳みそはまだ夢の中を彷徨っていた。
更新:2009/10/21
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