――――――――僕が7歳の時、全てが崩れ落ちた。 小1の夏休み終盤に田舎の祖母の家に遊びに行った帰り道。夢から覚めた僕を待っていたのは、この世の地獄であった。 トンネルの崩落事故で両親、頭部に重傷を負った妹と僕。死を覚悟した僕に悪魔の囁きが聞こえてきて、幼かった僕はその囁きに応じてしまう。 それが、悪夢の始まりだと知らずに。 時が流れて俺が高校一年になった日。知らされる妹の余命。 俺は妹の命を救うため、あの時の声の持ち主を探し交渉することを決意する。 しかし、その人物は古来よりあらゆる厄災を司る伝説の生物”魔女”であることが判明する。 「魔女だろうが関係ねぇ。妹の全てを返してもらう」 これは少年の異世界での魔女との奮闘や交流を描いた冒険譚である。
更新:2020/12/31
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