科学文明で栄えた人類が姿を消して数百年後の地球。遺伝工学で生まれた人間の別種〈記憶人シィー〉の仕事は、人間がこの世界に残したものを記憶し、この惑星の後継者に託すことだった。喋る黒猫エルとともに地球に残された「別種」たちの都市を訪ねて回る、ポストアポカリプス・ロードムービーSF長編。 【登場人物】 ●シィー:世界を記憶するために旅をしている。記憶力がいいので大抵のことは知っている。紅茶が好き。 ●エル:シィーの同行者。猫だけど喋る。他人のことを「お前さん」と呼ぶ。忘れっぽい。喋るけど猫。 ●キャロル:シィーを作った遺伝設計者。人間。
更新:2020/3/7
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時は大正十年(1921年)。東京府の高等女学校に通う文学少女の澄子は、没落する家の再興のために成金御曹司との望まぬ縁談を強いられていた。そんなある日、旧校舎の機械室を占拠して怪しげな電子工作に勤しむ上級生の千代と出会い…… (本文中のヘッセ引用は酒寄一訳・光文社古典新訳版『デーミアン』によります)
更新:2018/12/31
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偏見と差別を愛するすべての人たちへ。 ※作中で田中さんが不快に思う描写があります。
更新:2019/11/29
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生まれつき透明人間の少年が不透明な人間社会の闇を見据える社会派SF小説です。 【書籍化 2020/03/18】 ハヤカワ文庫JAの短編集『人間たちの話』に本作が収録されます。
更新:2015/12/25
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