高校最後の夏。 無口で大人しい、ぽっちゃりさんなクラスメイトと肝試しをしていた私は、突如意識を失った。 目が覚めると、そこは知らない場所だった。 そして目の前にいるのは……私? じゃあ、私は誰なの!? あれ、私……太った? 異世界で『女神の使者』として、使命を全うしなければならないなんて、何の冗談なのでしょう。 そんなことより帰りたいし、私の身体を返して! 私の姿をしたその人は、私の名前を語り『姫』と呼ばれ始める始末。 そして私は……。 『ハズレ姫とは、私のことでしょうか?』 取り戻すため、帰るため、使命を全うします。 ダイエットしながら!
更新:2017/6/9
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