俺はソロで剣士をしている。自慢じゃないがそれなりに名前は売れている。そんな俺には悩みがあった。 「はぁー……お兄さん。また一人で寂しく依頼こなしてるんですかぁ?」 貧相な身体をビキニトップとホットパンツで晒し、その上からコートを羽織った黒髪ツインテールの盗賊。目の前にいる彼女が悩みの種である。 「ぼっちなら大人しくワタシに土下座すればいいじゃないですかぁ。ほら『仲間になってください』って」 「……俺はソロで良い」 簡単に言えば、付きまとわれているのだ。 腕自体は悪くはない。だが、ひたすらウザい。そして俺は今までもこれからもソロでやっていくつもりだ。 「またまたぁ。素直じゃないんだからぁ」 これは別になんて事は無い日常の話だ。 カクヨム・ハーメルンにも掲載中
更新:2023/4/19
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