ある日魔王がゴブリンの群れに襲われる直前の赤子を発見する。 「ぬ?これも運命だ!育てるぞ!」 「ルル?人間だから私達みたいに野宿じゃだめよ?」 「ぬ?」 「ルル様?人間の食べられる物がわかりません!」 「ぬぬ?」 「ん、ルル?暇だからってそういうのはよくない。もといた場所に返してきなさい。」 「ぬぬぬ?」 「それがいいわ?人攫いと間違われて勇者や聖騎士が討伐に来るわ?」 「ぐぬぬ!」 「ルル様?勇者や聖騎士が来たら面倒臭いですよ!」 「・・・」 綺麗な女性達に責められて魔王が赤ちゃんを抱き抱えながら考え込む。 「ん、魔族に人間の子育てなんて無理。戻してきて。」 「煩い煩い!魔王命令だ!人間を連れて来て学べばよいであろうが!」 魔王が赤子を女性達に預けて飛んで行く。
更新:2019/7/14
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