魔法が体系化し、生活に根付く技術となった世界、イグナシル。魔法はその作用する時空間ごとに「現在」「過去」、そして「未来」に分類されている。「未来」に干渉出来る魔法は世界にたった一つ、『予言』のみ。”『予言』の魔法によって示された内容は絶対”。それが、世界の不文律となりつつあった中、多くの人間が未来に罪を犯すとして処罰された。予言罪。そう呼ばれるようになった「犯すことが決まっている未来の罪」。それを言い渡された罪人は、まともな裁判も行われず、決定事項としてある刑罰に課せられる――。 主人公レイジ・ネートは、予言罪の罰として流刑に処されることになる。極めて近く。しかし、決して交わることの無かった世界へ――。
更新:2015/7/6
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。