俺のさすらいの冒険者、名をノシュアという。 迷い込んだ森にて、木こりの老人に一宿一飯の恩を受けた俺は、お礼に薪木をこしらえようと森の奥深くへと足を踏み込んだ。そこで俺は妖精ウェンディと出会い、森の奥深くに隠された妖精の里の存在を知ってしまう。 妖精の里の中心地にそびえる巨大な大樹。その根本に突き刺さる一本の錆びた剣は、その昔、人間が突き刺したという呪いの遺物であった。 「さぁ、人間よ。この悪しき呪いの剣を引き抜き、妖精族を滅びから救いなさい」 「おまえ、あらすじだと口調がちが――」 【東西二つの大陸に分裂した、名もなき世界を舞台に繰り広げられるファンタジー・アドベンチャー小説】
更新:2023/2/11
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