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作者:E
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書籍化
コミカライズ
作:テレサ=A.E.
それほど遠くない未来。今よりも少しだけ科学技術が発達した日本から、一人の少女――”ワルツ”が、異次元の彼方へと飛ばされた。 突然の浮遊感と共に切り替わった景色の中で、ワルツが周囲を見渡すと、彼女の目に入ってきたのは、地平の彼方まで広がる大地と2つの太陽、そして半天を覆い尽くすほどに大きな月の姿だった。その光景を見た彼女は、今いる場所が元いた地球とは異なる別の惑星、あるいは異世界だと断定することになる。 そんなワルツは人ではなく、未来の世界の超兵器。通称”ガーディアン”と呼ばれる機械仕掛けの化け物だった。普通の人間なら即死を免れない状況でも、彼女にとっては何のその。難なく転移地点の森を抜けると、まもなくして人の集落らしき場所を発見する。 そこでワルツが出会ったのは、頭からは三角形の獣耳を、そして腰からは黄色い尻尾を生やした年下の少女”ルシア”だった。村に長居をする気はないワルツは、そのまま村を素通りするつもりだったものの、廃墟と化した村にルシアを一人残すことができず、また誰かに預けることもできず……。結果的にルシアを連れて共に行動することを決める。そして2人は、人の暮らす静かな村を見つけて、そこでほのぼのとした生活を送ろうとするのである。 しかし、ワルツは超兵器。”ほのぼの”などとは無縁の存在であり、またルシアも特異な力を持っていたこともあって……。2人は、ほぼ自業自得な理由から、当初考えていたような静かな生活を送ることができなかったのである。
更新:2024/4/25
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読んでる
これは、”事象の地平線で踊る円舞曲”と同じ世界で起こったもうひとつのお話。妹と同様に自身も超兵器である姉の”小枝”が、失踪した妹を助けるために奮闘する(?)物語である。 次元の狭間に消えた妹を追いかけて、自らも異世界へと飛び込んだ小枝は、大きな森と隣接する城塞都市ブレスベルゲンへとたどり着く。そこで彼女は、日本語を公用語とする異世界人たちの存在に戸惑いながらも、失踪した妹の情報を集めようと行動を始める。 そんな小枝は、造られてから今までの18年間、日本の山奥で人目から隠れるようにひっそりと暮らしてきたためか、人間というものをよく理解していなかった。ゆえに彼女は、自分でも気づかないうちに、常識を外れた行動を積み重ねてしまい、周りの者たちから色々な意味で”非常識”な存在だと見られてしまう。 そのうちに、小枝の周りには、”非常識”な仲間たちが集まっていき……。次第に彼女たちのいるブレスベルゲン自体が、”非常識”という名のカオスを撒き散らすトンデモ都市へと変貌していくのである。
更新:2022/10/14
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