文芸部の後輩女子・山吹菫はひねくれている。 部室での彼女は、ひねくれ者で口も悪く可愛げもない後輩だが、時折無防備な笑顔や照れた表情を見せる。 文芸部はそんな彼女と先輩である『僕』、二人だけの弱小である。 部室で過ごす日常は、本を読んだり、皮肉や嫌味、時にはストレートに悪口を言い合ったり、たまぁに素直な気持ちを素直じゃない方法で表現したり。 そんな二人は少しずつ、本当に少しずつ、『好きの気持ち』や『大切なもの』を確かめていく…… 「先輩はわたしのことを、ただの後輩だと思っていますか?」 面倒くさくて、でもどこか可愛らしい、不器用なひねくれ者の二人が繰り広げる、皮肉や嫌味に彩られたほんのり日常ラブコメ。 *基本的に一話(三千字程度)完結になります。
更新:2020/4/15
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